資産形成について伝えたいこと

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資産形成について

資産形成にはおそらく色々な方の色々なやり方があると思いますが、私のやり方は、誰もが再現できる方法です。

短期間で大きく稼ぐことは難しいかもしれませんが、20年、30年単位で資産を築くことはほぼ確実に可能です。

今から始めれば、おそらく20年後には普通の生活には不自由しない資産が築けると思います。

お伝えしたいことは以下の通りです。

資産形成に必要な考え方

資産形成の手法をお伝えする前に、大事な考え方をお伝えしたいです。

資産形成は、一朝一夕にはできません。

それはおわかりになると思いますが、日々コツコツと積み上げられるものです。

ただ、毎日何かをしなければならないというわけではないです。

家計管理のために家計簿を手でつけているのであれば、つけ続けても良いのですが、最近では自動でクレジットカードの決済情報から家計簿をつけてくれるものもあります。

後ほどお伝えする、投資信託などの商品も、一度設定さえしてしまえば、あとは証券会社が自動で口座から引き落としてくれます。

とにかくお伝えしたいことは、資産形成の道のりは、短くはないが、決して困難な道のりではないということです。

もしかしたら、資産形成のためには、株式投資などで、センスや知識のある人が、うま〜くやりくりして、短期的に利益を上げたり、損したりの繰り返しで、うまくいった人だけが資産を形成できると思われているかもしれません。

しかし、少なくとも5千万円くらいまでは、誰もが再現できるやり方で形成できます。

私はまだ形成途中ですが、確実に毎年資産が増え続けてます。

やることはいくつかあり、収入や生活水準や家族構成などによって成長スピードはばらつきはありますが、時間さえあれば誰もがたどり着けるゴールだと思います。

今一番大事なことを言いました。

資産形成に一番必要なのは、時間です。

例えば、同じやり方で、20歳の方と、60歳の方が同時に資産形成を始めたとして、80歳の時点でどちらが多くの資産を築きやすいでしょう?

答えは20歳の方です。

20歳の方が、資産形成にかけられる時間が長く、これは仮に年収が300万円と1000万円の差があったとしても、20歳の方が最終的には勝る計算になります。(年利7%の場合。詳しい計算方法などは別の機会に)

だからと言って、60歳ならもう遅いとか、手遅れとか、そういうことを伝えたいわけではありません。

私が伝えたいことは「始めるなら早いに越したことはない」ということです。

今日から始めましょう。明日から始めたら、今日得られたはずの資産、使えたはずの時間は二度と手に入らないです。

資産形成の3つの方法

それでは、具体的な資産形成の方法について説明していきます。

資産形成には3つの方法があります。

  • 支出を減らし
  • 収入を増やし
  • 適切に運用する

これです。

これを忘れないでください。

どれか一つだけでも不十分です。

二つあれば、資産は増えていくかもしれませんが、そこまで効果的ではありません。

三つ全て揃うと、資産は加速度的に増えていきます。

まず支出を減らす点に関してです

支出を減らすためにまず必要なこと、それは、全ての支出を把握することです。

すでにできていると思われれば、飛ばしていただいて構いません。

ただ、なかなか「全て」の支出を把握されている方は多くはないと思います。

全てというのは、文字通り全てです。

日々の買い物、食費、家賃、光熱水費、通信費、保険料、修繕費、化粧品代、冠婚葬祭費、教育費やお子さんのお小遣い、交通費、お歳暮やお中元代、年始のお賽銭代まで全て把握するということです。

私は、全ての支出を、Googleのスプレッドシートに逐一記録し、毎月の支出を把握するようにしました。

そうすることで、毎月平均いくら使っているのかだけでなく、毎月支出されない費目、例えば車検や冠婚葬祭、固定資産税なども年間支出として把握できますし、月平均で平準化することもできます。

支出額を可視化することで、自分が年間いくらで生活しているかを把握して、どこが使い過ぎているのか、減らせる支出は何かを分析することができます。

そして大事なことは「収入の8割で生活する」ということです。

その収入には、残業代、ボーナスは含みません。

つまり、基本給(手当を含む)の8割で生活するということです。

こうすることで、残りの2割を投資に回すことができます。

今現在、年間手取りの8割を超えているようであれば、どこかの支出を削る必要があります。

ではどこを削れば良いか?

それは、固定費です。

支出には、固定費と変動費があります。

固定費は、家賃、保険料、通信費、駐車場代、サブスク費など

変動費は、食費、被服費、光熱水費、交通費、冠婚葬祭費などです。

ではなぜ固定費か?

仮に変動費を削ろうと仮定します。

食費を削り、買いたい服を我慢し、電気を節約し、、、結構嫌ですよね。

ストレス溜まりますよね。

変動費を削ろうとすることは、心理的エネルギーを使います。

では固定費はどうでしょう?

家賃の安い家に引っ越す、スマホのプランを格安SIMに変える、電気やガスを安いプランに変更する、不要な保険を解約する、あまり使っていないサブスクを解約する、、、

手続きの手間はかかりますが、一度やってしまえば、あとはそのままです。

ストレスは一時的です。そして効果は持続的です。

これが、固定費を優先的に削減する理由です。

私も、スマホや光熱費の契約変更は何度もしています。

プランによっては、年間5万円以上の削減につながります。

格安SIMの選び方や、光熱費の安い会社の見つけ方、安い保険の選び方など、それぞれお伝えできますので、必要に応じてまた聞いてください。

次に、収入を増やす点です

仕事の都合上、副業などはなかなかしづらいかもしれません。

そのような中で私が行っているのは、不用品をフリマアプリなどで売ることと、ポイ活です。

まず、不用品整理ですが、実家の服や家具、古本、ゲーム、CDなどをフリマアプリなどで売っています。

これはやっているかもしれないので詳しくは割愛します。

次にポイ活です。

ポイ活は、主にクレジットカード支払いで獲得するポイントが主ですね。

現在はかなり様々なポイントサービスがあるので、どれを選び使うのか悩みますが、基本的には現在使っているポイントサービスをそのまま使うのが良いと思います。

大手のポイントサービスとして、

楽天ポイント(Rakuten)

PayPayポイント(SoftBank)

dポイント(docomo)

Pontaポイント(au)

Vポイント(三井住友)

JREポイント(JR東日本)

などがあります。

私は、楽天、PayPay、Ponta、Vポイントを活用しています。

楽天は楽天カードや楽天キャッシュ、楽天ポイントクラブ、楽天ふるさと納税、

PayPayはPayPayカードや自治体キャンペーン

Pontaはauカブコム証券やマネックス証券でのauPayカードによる投信積立、

Vポイントは、SBI証券での三井住友カードによる投信積立

などで貯めています。

私のように、全部やる必要はないので、どれか一つメインとなるポイントを決めて、それに付随するサービスを中心に使っていくと効率が良いと思います。

ポイントがばらけると、効率は悪くなりますので。

そして、適切に運用する、についてです

運用とは、株式投資や不動産投資などのことを指します。

現在は、さまざまな企業の株が詰め合わさっている投資信託が、証券口座で100円から買えるようになっているので、非常に簡単かつ気軽に投資ができるようになっています。

毎月のお小遣いからコツコツと積み立てることで、10年、15年と経った後には、複利の効果により、ただ貯金をするのと比べて大幅に資産が増える可能性があります。

注意が必要なのは、株式投資や不動産投資は、損をする可能性があるということです。

ただ、これは少々誤解があって、

私は先ほど適切に運用すると言いました。

この適切に、という部分が肝で、

手数料の高い商品や、成長の見込めない商品などではなく、世界的に良い商品と認められている商品を、長期、積立、分散で投資することで、損失のリスクは最小限に抑えられます。

例えば、良い商品の一つとして世界的に認められているS&P500という指標があります。

これは、アメリカの有力な企業500社が選ばれ、詰め込まれた詰め合わせ弁当のような指標なのですが、

過去200年以上のどの15年を切り取っても、このS&P500という指標は、マイナスになることはありませんでした。

そしてこれからも、アメリカは人口増加による経済成長を続けるため、S&P500も成長し続けるでしょう。

世界の著名な投資家ウォーレンバフェットも、自身の妻に、私が死んだら資産の9割をS&P500で運用しなさいと言っているくらい、優れた商品なのです。

資産が1000万円に満たない場合は、個人的には、株式100%で良いと思います。

1000万円を超えてくると、債券やゴールド(金)、コモディティと呼ばれる商品に投資して行っても良いとおもいます。

なお、全資産における投資比率についてですが、これは100ー年齢を一つの目安として考えると良いです。

例えば、40歳の人なら、60%を株式投資、残りの40%を現金で持つ、ということです。

基本的には、年齢が上がるにつれ、許容できるリスクは少なくなっていきますので、年齢とともにこの比率を変えていくと良いです。

具体的にどのように商品を買っていけばいいかということについては、以下で説明します。

おすすめの証券口座は

楽天証券

SBI証券

この2つです。

私はどちらも使っていますが、どちらかだけでも構いません。

楽天証券は、楽天銀行や楽天カードと相性が良く、普段から楽天のサービスを使っている方ならおすすめです。

SBI証券は、三井住友銀行と最近タッグを組んでいるので、三井住友銀行や三井住友カード、Vポイントなどを使っている方ならおすすめです。

どちらのサービスも使っていない、他の会社の口座やクレジットカード、ポイントサービスを使っている場合は、どちらでもお好きな方で大丈夫です。

提供されているサービスはほとんど変わらないです。

証券口座の開設には、少し時間がかかるので、事前に設定しておきましょう。

また、併せてNISA口座も開設しましょう。

NISA口座とは、通常の証券口座とは別口で管理される、利益が非課税になる口座のことです。

通常の口座は、運用益に対して20.315%の所得税が課されるのですが、NISA口座はそれがないので、非常にお得です。

仮に、10万円の利益が出た場合、通常の口座ですと約2万円の課税がされ、手元に残るのは約8万円なのですが、NISA口座の場合、10万円まるまる手元に残ります。

証券口座が解説されたら、次にご自身の銀行口座から投資用の資金を入金します。

入金手数料は無料なので、何度でも細かく入金可能です。

入金が確認されたら、いよいよ購入する商品を選びます。

最初は、NISA口座で購入可能な投資信託の中から選ぶのがおすすめです。

その中でも、どれを選んだら良いかわからない場合、特におすすめなのは、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

です。

これは、簡単にいうと、世界中の優良な企業に全部まとめて投資できる全部のせ弁当のようなものです。

この商品がダメになるということは、世界中の経済がダメになるのと同じなので、リスクの分散という意味では十分です。

これを、毎月定額でコツコツ購入していくことが、長期、積立、分散の全てを達成しながら投資できることになります。

まずはここから始めてください。

慣れてきたり、その他の商品にも興味が出てきたら、例えば全米株式や、新興国株式、中小株や高配当株などに投資してみるのも良いでしょう。

最後に

株式投資をし始めると、市場の変動で評価損益がマイナスに陥ることは何度もあります。

リスクとリターンは表裏一体なので、マイナスがなければプラスにもなりません。

定期預金は、マイナスにならない代わりに、プラスも微々たるものです。

株式投資の評価損益がマイナスに陥った時は、プラスになるための力を貯めているタイミングだと思ってください。

高くジャンプするためには、一度かがまなければならないように。

そこで売らずに、ずっと持ち続けることが一番大事です。

なので、生活費とは別の、10年以上使う予定のない資金だけでやる必要があるのです。

数年以内に使う予定の資金で投資をすると、マイナスを取り戻そうと下手なことをしたり、焦って判断を間違えてしまうからです。

その意味でも、まずは支出を把握し、余裕資金はいくらあるのか把握することが大事なのです。

難しいことをテクニカルにやる必要はなく、絶対に守らなければならないいくつかのルールを機械的に、忠実に守っていれば、いつか億り人(金融資産1億円以上)になることができます。

一緒に頑張りましょう。

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